こんばんは。
神戸トータルマナー教育センター講師の堀内です。
昨日1月11日は「鏡開き」でしたね。
この日は、お正月に供えていた鏡餅を下げ、お雑煮やお汁粉に入れて食べる行事を行います。
武家社会では、「割る」や「切る」と言う言葉を嫌い、硬くなった鏡餅ですが、刃物は使わず、
手や木槌などで割って調理し、家族や主君と家臣が揃っていただきました。
我が家も、お汁粉を作り美味しくいただきました😋(写真)
「開く」というのは、鏡餅には年神様が宿っていると言われるため、縁起の良い表現を使い、
神様との縁を切らないようにという気持ちも表しています。
この鏡餅を食べてエネルギーを蓄え、無病息災を願う気持ちが込められています。
いただく際には、鏡餅は神様が宿っているため、全て残さず食べきることが大切です。
細かく砕けた鏡餅の破片も捨てないようにします。
また、1月11日は仕事始めの日として、武家では「具足開き」、商家では「蔵開き」、
農家では「田打ち正月」とも呼ばれました。
皆さんも鏡餅を色々のお料理にアレンジして楽しんでくださいね!
そして、今年一年元気で過ごせますように😊💖