おはようございます。
神戸トータルマナー教育センター講師の堀内です。
今日は「七夕の節供」ですね!🎋
神戸ではお天気なので彦星と織姫が天の川で会えそうです👍
そこで、今回は「七夕の節供」に付いてお伝えします。
由来
笹飾りとお供え物をして、夜空の星に祈りをささげる日です。
五節供の1つで、かつては「しちせき」と呼ばれていました。
ロマンチックな伝説から、最近では「サマーバレンタインデー」とも呼ばれています💝
「星伝説」‥牽牛星と織女星がこの日に1年で1度だけ会う事を許されるという中国の伝説
「乞功奠(きっこうでん)」‥五色の短冊に歌や字を書いた飾り、書道や裁縫の上達を願う中国伝来の行事
「棚機女(たなばたつめ)」‥神様のために布を織る女性のことで日本古来の伝説
これら3つが結びついて、宮中で行われたのが始まりといわれています。
牽牛星と織女星の星座🌟
牽牛星は、わし座の1等星「アルタイル」をさし、織女星葉、こと座の1等星「ベガ」のことです。
この2つの星は西洋でも一対の星とみられ、この2つの星と
天の川を飛んでいる白鳥座の1等星「デネブ」を結んで「夏の大三角形」といいます。
五色の短冊と笹飾り
七夕に五色の短冊をつるした笹竹を飾るようになったのは江戸時代になってからです。
寺子屋が普及して、修二や手習い事の上達を願う風習が、
「乞功奠(きっこうでん)」の行事と重なって広まりました。
笹竹を使用するのは、竹は成長が早く、願いごとも早く天に届くとの考えからです。
七夕の日にいただく行事食
この日は「乾麺の日」でもあります。
古来、七夕に麺類を食べる風習があったことから「七夕そうめん」として食べます。
写真は、そうめんを天の川に、オクラとスイカをお星さまに見立てて作りました。
様々な伝説が結びついでできた「七夕の節供」。
皆さんも、これらの伝説にあやかって、願いごとを短冊に書いて星を愛でながら
ロマンティックな夜を過ごしててみませんか。⭐💖