おはようございます。
神戸トータルマナー教育センター講師の堀内です。
昨日は「おひな様」でしたね。
皆さんはお祝いをなさったでしょうか。
我が家は、ちらし寿司を作って雛あられと一緒にお供えしました🌺
さて、3月に入りそろそろ4月から始まる新生活に向け準備をする方が
増えてくる時期となりました。🚚🏡
私も、知り合いに転職で転居なさる方がいます。
そこで、今回は「転職・転居祝・餞別」のマナーについてお伝えしますね。
転職祝
人生の新たな門出となる出来事なのでお祝いをします。
ただ、転職の理由が本人の希望なのか、やむを得ないものなのかで対応が変わってくるので
相手の気持ちに配慮し慎重に行いましょう。
どのような場合でも、前向きな言葉で送り出すのを心がけることが大切です。
①祝う側
まずは、電話をかけてお祝いを述べます。
親しい間柄なら、少し値の張ったレストランなどでお祝いの席を設けてもいいでしょう。
贈り物は、仕事関係なら3,000円~5,000円、身内なら5,000円~10,000円が相場です。
次の職場で活力が湧くような品物がお勧めです。
喜ばれる贈り物は、男性なら、ネクタイ、定期入れ、シャツ仕立券、システム手帳など。
女性なら、高級ボールペン、名刺入れ、ポーチ、アロマグッズ、ワインなど。
贈り物は知らせを聞いて1週間以内に贈りましょう。
②祝われる側
基本的にお返しは不要です。ただ、感謝の気持ちは忘れずに伝えましょう。
会って伝えるのが一番ですが、できない時は手紙や電話でもいいでしょう。
転居祝い
転居は、1人暮らしを始める、辞令により転勤する、
マイホームを手に入れるなどがあります。
マイホームの場合は、お祝いをしっかりする、
転勤の場合は、その理由がネガティブなものかもしれないので
相手の気持ちを慮る配慮が必要です。
①祝う側
喜ばれる贈り物は、商品券、カタログギフト、観葉植物、テーブルウェアセットなど。
現金なら転居前に、品物なら相手の負担を考え転居先に贈るとよいよいでしょう。
②祝われる側
お世話になった近所の方には、挨拶と一緒にタオルなど心ばかりの品物を贈ります。
餞別
餞別は転勤や転職、退職、転居おいて置いて贈る場合があります。
頂いた餞別へのお返しは不要です。
ただ、新しい生活が落ち着いた後に、近況報告を兼ねてお礼状を出しましょう。
贈り物をする場合は、転居先の土地の品物などを贈り、掛け紙は「御礼」にします。
春の訪れとともに新生活への第一歩を踏み出す方に
たくさんの良い出会いと幸せが舞い込みますように。
新天地でのご健康とご活躍を祈っております✨