おはようございます。
神戸トータルマナー教育センター講師の堀内です。
今年も残すところ10日となりました。
そして、神戸は先週から急に寒くなり、本格的な冬の到来です。
大雪が続いている地域もありますので、
どうぞお気を付けてお過ごしくださいね⛄❄
さて、今日は二十四節気のひとつである「冬至」です。
この日は、一年で最も日照時間が短く、夜が最も長くなることから、
世界各地で‟太陽の誕生日”として祝う風習があります。
そして、この頃から寒さがいっそう厳しくなり、空気も乾燥し、
風邪が流行り始めることから、体を気遣ういくつかの風習があります。
「冬至」の日の風習
・柚子湯に入る‥‥‥柚子は香りが強く、その香気に邪気を払う力があります。
また、柚子湯に入ると風邪をひかずに冬を越せると言われています。
そして、柚子は実るまでに長い年月がかかるので、
「長年の苦労が実るように」との願いも込められています♨
・かぼちゃを食べる‥ビタミンを多く含むかぼちゃを食べると、
抵抗力がつき風邪をひきにくくなることからです。
また、昔はこの時期になると、新鮮な緑黄色野菜が
手に入りにくかったことから、長期保存ができ、
栄養のあるかぼちゃが貴重な食べ物でした。
・「ん」の付くものを食べる‥「ん」の付くものを食べると、
縁起が良いということからです🎃🥕🍊
なかでも、「かぼちゃ(なんきん)」「人参(にんじん)」
「蓮根(れんこん)」「銀杏(ぎんなん)」
「金柑(きんかん)」「寒天(かんてん)」「うどん」は
「冬至の七種(ななくさ)」と言われ、
特に縁起が良いとされていました。
一陽来復🌫🌄
冬至から日照時間が長くなるため、冬が終わって春が来ると考えられたことと、
日本では陰陽思想から、季節の「陰」の極みの冬至から「陽」に移り変わることで
おめでたいことが訪れるとして祝われています。
写真のかぼちゃの煮物は昨夜作りました。
柚子に冬の花ツバキを添えて。
お味をしっかり染み込ませて今日いただきます。
その後、柚子湯に入りほっこりして眠りにつく予定です。
皆さんも寒さ厳しい時期ならではの「冬至」の行事を楽しんでみてくださいね🎵