おはようございます。
神戸トータルマナー教育センター講師の堀内です。
昨日は二十四節気のひとつである「大雪」でした。⛄❄
この頃から山は雪で覆われて北風が吹き、本格的な冬の到来です。
皆さんがお住まいの地域では、いかがでしょうか?
神戸の朝は冷えましたが、お昼は北風もなく暖かくなりそうで、
本格的な寒さは来週からのようです。
さて、今日は「事納め」で「事八日」ともいいます。
2月8日が、その年の農作業を始める日として「事始め」というのに対して、
12月8日は農作業を終えることから「事納め」といいます。
また、この日は「針供養」の日でもあります。
「針供養」とは🧵📍✂
針仕事をすることが多い方が、一年間使っていた針をねぎらって
針に感謝の気持ちを伝えます。
こんにゃくや豆腐などの柔らかいものに
針を刺して神社に奉納すると同時に、裁縫の上達を祈願します。
「事納め」が「針供養」の日になった理由
「事納め」は「事八日」とも言われ、この日は物忌み日のため、
何事も控えたほうがよい日でした。
そこで、「事八日」は針仕事を休んで折れた針を供養する日となりました。
ミシンがなかった頃は、裁縫をする上で、針がとても重要な役割をして
大切にされていたことが窺えますね。
今年は、マスクづくりに精を出された方も多いと思いますので、
使った針への感謝を込めて「針供養」をなさってはいかがでしょうか。
時代が変わって、季節感も薄れてつつありますが、
昔から現在まで続く日本の年中行事は、
針一本にも感謝の気持ちを持って行っていることがわかります。
日本人のこの良さを大切に、これからも年中行事を楽しんで
日々の暮らしを豊かにしていけたらいいですね!😃
今年もあと20日少し。
12月の年中行事を楽しんで今年を締めくくりたいと思います🎵