明けましておめでとうございます🎍
神戸トータルマナー教育センター講師の堀内です。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
お正月もあれよあれよという間に過ぎ、今日から仕事始めの方も多いのではないでしょうか?
そして、明日7日は、しめ飾りなどを片付け、正月が終わる「松納め」です。
ただし、関西は15日で地方によっても異なります。
また、7日は「人日」といわれ、江戸時代から公式な式日「五節供」の一つとなり、
この日に「七草粥」を食べて邪気を払い、無病息災を祈ります。
なぜ「人日の節供」と言うの?
古来中国では、正月に動物占いをする習わしがありました。
1日に鶏、2日に狗(いぬ)、3日に羊、4日に猪、5日に牛、6日に馬、
そして7日にその年の人の運勢を占っていたことから、「人日の節供」と言われるようになりました。
「七草粥」の由来
平安時代には、1月7日の朝に無病息災を願って若菜を摘んで食べる慣習がありました。
芽吹く若菜の生命力を取り入れようとしたことが、やがて疫病予防と邪気払いのおまじないとして
現在の「七草粥」になりました。
「七草粥」の風習
前日に摘んだ「春の七草」を、その夜に神棚の前にまな板を置いて、七草囃子を歌いながら七草を包丁で
たたいて刻み神棚に供えます。そして、7日の朝にそれを下げて、粥に入れて食べます。
暴飲暴食が続いた正月明けに、疲れた胃腸を休ませるためにも最適な風習ですね。
「春の七草」とは
せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな(かぶ)、すずしろ(大根)
今年も、日本の素晴らしい年中行事をお伝えしていきますね!
ありふれた日常を楽しく、心豊かに過ごせるエッセンスになれたら嬉しいです😊
そして、皆さんにとって幸多き一年となりますようお祈りしております✨