おはようございます。
神戸トータルマナー教育センター講師の堀内です。
立冬も過ぎ、朝晩の冷え込みに冬の気配が少し感じられるようになってきました。
これからはイベント事も多くなってきて、会食の機会も増えることと思います。
そんな時、食事のマナーに自信がないと、せっかくのお料理もじっくり味わうことができません。
食事をする上で最も大切なのは、自分だけでなく一緒にいる人も、楽しく気持ちよく食事をすることです。
そのためには、一緒にいる人が不快にならない作法を知っておくことが必要ですね。
そこで、今回は「和食」のワンポイントマナーをお伝えします!🍱🍵
「和食」の心得
三つの「き」(季節、器、気配り)を味わうゆとりを持つことが必要。
他の国よりも「き」が充実している日本だからこそ、季節を感じながら、雰囲気を楽しみながら
「五感」をフル活動して味わいましょう!
器の扱い方のタブー
・器をテーブルの上で持ち上げずに引き寄せる
・器を重ねる
・器を上からわしずかみにする
・器をテーブルや折敷(角盆)の上で擦る
・親指を器の縁にかけて持つ
手で持つ器と持たない器
・持つ器・・・手のひらに乗るもの
汁物椀、ご飯茶碗、香の物やしょうゆの小皿、煮物の器、天つゆ入れ、茶わん蒸し、日本そばのつけ汁入れ
・持たない器・・・片手で持てない大きさや形の器
焼き魚、刺身、天ぷらなどを盛り合わせた平皿、煮物や和えものの大きな鉢
主な食事中のタブー
・膳越し・・・大皿からとった料理を直接口に運ぶこと。
・袖越し・・・右側にある器を左手で取ったり、左側にある器を右手で取ること。
・手皿・・・・手を受け皿代わりにすること。
・諸おこし・・箸と器を一緒に取り上げること。
・受け吸い・・お汁やご飯のおかわりを受けたときに、テーブルの上に一度置かないで直接食べること。
まだまだ、「和食」のマナーはありますが、「和食」を美しくいただくためには、
何と言っても「箸使い」がポイントです。🥢
お箸で、つまむ、運ぶ、かきまぜる、挟む、すくう、巻く、切る、削ぐ、剥がす、ほぐす等、
様々なことができます。だからこそ、正しい「箸使い」が「和食」をいただく上で必要です。
今、海外の方からも人気があり注目されている無形文化遺産の「和食」。
日本人として、美しいお箸の扱いをぜひマスターしましょうね!
食事のマナーを始め、冠婚葬祭のマナーを実践で身に付けたい方は、
私共までご連絡くださいね! 丁寧かつ親切に指導いたします。個人レッスンも承りま~す😊